こんにちは!
今日で1月も終わり。
速いですね。
振り返れば、1月の競馬は冴えない結果だったなぁと思います。
2月になって、月も替わって、ツキも変わりますように。
◆きさらぎ賞について、池江調教師の話。
池江調教師
「クラシックを狙っている馬で、なおかつレース間隔を空けたいタイプにとって、き
さらぎ賞は出走させたくなるレース」
「クラシック、特にダービーを考えた場合、この時期の3歳馬には最後に脚を伸ばす
競馬を教えたい。それだけを考えるのなら共同通信杯でもいいんだけど、この時期の
3歳戦はスローペースになりやすいでしょ? スローで流れた東京の競馬は、どうし
ても馬群が固まってしまうから、さばき切れずに脚を余す状況が起きやすいんだよね。
一方、きさらぎ賞は直線で馬群がバラける京都外回りのレース。上がりだけの競馬に
なっても、能力のある馬なら勝ち切れる可能性が高い」
そして、
次週の共同通信杯に出走させれクラージュゲリエについても
「クラージュゲリエは前走の重賞(京都2歳S)勝ちでクラシックにおける賞金面の問題を
クリアした。だから本番前に東京コースを試すことができるわけ。
先ほどの話も、ここにつながっていてね。経験は積めなくても、長距離輸送などの負担
がない京都のきさらぎ賞で賞金加算を狙う。そこをクリアできれば、ダービーから逆算
したローテーションを組めるようにもなる。」
なるほどなぁと思いました。
京都や東京での馬券を考えるうえでも、参考になる話でした。
さしあたり、
ダノンチェイサーは要チェックですね。
◆今週はきさらぎ賞
今週はクラシックに繋がっていくレース、きさらぎ賞。
先ずは血統傾向を見てみます。
きさらぎ賞(過去5年)
2018 良 1:48.8 36.8-35.4 +10 (10) | |||
---|---|---|---|
3 | サトノフェイバー | ゼンノロブロイ | Distorted Humor(Mr) |
8 | グローリーヴェイズ | ディープインパクト | スウェプトオーヴァーボード |
4 | ラセット | モンテロッソ(Mr) | アグネスタキオン |
2017 重 1:50.1 36.5-36.1 +22 (8) | |||
7 | アメリカズカップ | マンハッタンカフェ | コロナドズクエスト |
1 | サトノアーサー | ディープインパクト | Redoute's Choice(Dan) |
4 | ダンビュライト | ルーラーシップ | SS |
2016 良 1:46.9 35.5-34.9 -2 (9) | |||
9 | サトノダイヤモンド | ディープインパクト | Orpen(Dan) |
2 | レプランシュ | ディープインパクト | ファスリエフ(Nure) |
3 | ロイカバード | ディープインパクト | ジェイドハンター(Mr) |
ダノンマジェスティ | |||
3 | ルージュバック | マンハッタンカフェ | Awesome Again(Dep) |
5 | ポルトドートウィユ | ディープインパクト | クロフネ |
4 | アッシュゴールド | ステイゴールド | メジロマックイーン |
2014 稍 1:47.6 35.8-35.5 +5 (9) | |||
1 | トーセンスターダム | ディープインパクト | エンドスウィープ |
5 | バンドワゴン | ホワイトマズル(Lyph) | Unbridled's Song |
3 | エイシンエルヴィン | Shamardal(Storm) | Monsun(Blan) |
◆きさらぎ賞の血統傾向、分析。
過去5年で馬券になった馬15頭の内13頭は
父か母父がSS系の馬。
連対馬は10頭中9頭が父SS系。
また、この10年の勝ち馬はすべて父SS系の馬です。
先ずはここから考えたいでしょうか。
中でもディープインパクトが好調で7頭。
今年は
ダノンチェイサー、メイショウテンゲン、ヴァンドギャルド
の3頭がディープインパクト産駒です。
次いで、ミスプロ系が良さそうで8頭馬券になっています。
昨年はSS×ミスプロが馬券内を独占。
2017年も1,3着がSS×ミスプロで、
この組み合わせは気にしておきたい。
今年は
サンアップルトン、タガノディアマンテ、ハギノアップロード
の3頭がSS×ミスプロです。
更にみていくと、
昨年の1,2着馬
サトノフェイバー、グローリーヴェイズ
2017年の勝ち馬アメリカズカップ
2014年の勝ち馬トーセンスターダム
これらはミスプロ系でも、フォーティーナイナーの流れをくむ馬でした。
ここは注目かと思いましたが、今年は該当馬がおりません。
来年以降で覚えておこうと思います。
あとは、
NTの血が良さそうで、過去5年で6頭馬券になっています。
だいたい、年に1頭くらいの計算。
以前で見ても
2013年の勝ち馬タマモベストプレイ
2012年2着のヒストリカル
2010年の勝ち馬ネオヴァンドーム
などがNTの血を持っていました。
今年は
アガラス、エングレーバー、コパノマーティン、サンアップルトン、タガノディアマンテ、マコトジュズマル
の6頭がNTの血を持つ馬。
これらを踏まえると、
SS×ミスプロでNTの血を持つ
サンアップルトン、タガノディアマンテ
このあたりが血統傾向からは良さそうです!