中山記念の血統傾向、分析。父非SS系の馬が穴を開けています。

こんにちは!

◆新規騎手免許交付式が行われる。

昨日、JRA本部にて、平成31年度のJRA新規騎手に対する免許交付式が行われました。

新規騎手免許の交付を受けたのは8名。

岩田望来(18)

大塚海渡(18)

亀田温心(18)

小林凌大(17)

斎藤新(18)

菅原明良(17)

団野大成(18)

藤井勘一郎(35)

 

名前が皆さん難しいですね。。

読めない(笑)

岩田騎手は、ミライと読むようです。

岩田康誠騎手の息子さんです。

「目標とする父のように、馬群を縫って豪快に他の馬を差し切るレースをしたい。岩田ジュニアではなく、しっかり「ミライ」と名前を呼んでほしい」

とのことでした。

亀田騎手はハートと読むようです。

「温かい心を持った人になってほしいと母親につけてもらいました。ファンの方にはハートと呼んでほしいです。有馬記念は普段、競馬を観ないような方でも注目する大レース。大舞台で活躍できる騎手を目指したい」

斎藤騎手は、調教師斎藤誠先生の息子さんです。

「減量のあるうちは積極的に迷いのないレースをしたい。日本人がまだ勝っていない凱旋門賞を勝って、自分の名前を世界に広めたい」

素晴らしいですね。

そして、藤井勘一郎騎手。

3月2日の阪神で、いきなりチューリップ賞ブランノワールに騎乗予定です。

他、新規騎手8名は皆さん

3月2日の中山、阪神、小倉のいずれかでデビューするとのこと。

是非頑張ってほしいですね。

 

◆今週は中山記念

今週は24日の日曜日に、中山競馬場でG2中山記念が行われます。

エポカドーロ、ステルヴィオ、スワーヴリチャード、ディアドラ、ラッキーライラック

とG1馬5頭がここに出走してきます。

どんな走りを見せてくれるのか、とても楽しみなレースです。

 

中山記念

2月24日(日)

2回中山2日目 中山11R

1800m(芝)

(国際)(指定)別定 13頭

サラ4歳上オープン

本賞金:6200、2500、1600、930、620万円

 

過去5年の結果

2018 良 1:47.6 36.2-36.6 -5
5 ウインブライト 4 56 ステイゴールド アドマイヤコジーン(Grey)
10 アエロリット 4 55 クロフネ ネオユニヴァース
8 マルターズアポジー 6 56 ゴスホークケン(Storm) Old Trieste(Bold)
2017 良 1:47.6 37.4-34.6 -6
1 ネオリアリズム 6 57 ネオユニヴァース Meadowlake(St)
5 サクラアンプルール 6 56 キングカメハメハ SS
9 ロゴタイプ 7 58 ローエングリン(Sad) SS
2016 良 1:45.9 36.5-34.9 -10
9 ドゥラメンテ 4 54 キングカメハメハ SS
10 アンビシャス 5 57 ディープインパクト エルコンドルパサー(King)
2 リアルスティール 4 55 ディープインパクト Storm Cat
2015 稍 1:50.3 37.5-36.1 +28
4 ヌーヴォレコルト 4 54 ハーツクライ スピニングワールド(Nure)
7 ロゴタイプ 5 57 ローエングリン(Sad) SS
11 ステファノス 4 55 ディープインパクト クロフネ
2014 稍 1:49.8 37.3-36.9 +28
4 ジャスタウェイ 5 58 ハーツクライ Wild Again(Near)
9 アルキメデス 5 56 アドマイヤムーン(For) Seeking the Gold
5 ロゴタイプ 4 58 ローエングリン(Sad) SS

 

 ◆中山記念の血統傾向、分析

中山記念の血統傾向を見ていきます。

 

過去5年でみると、

6番人気以下で馬券になった馬は3頭しかいませんが、

その3頭は皆、父非SS系の馬

過去10年で見ても、穴馬はすべて父非SS系でした。

今年は、

シベリアンスパーブ、ステルヴィオ、ディアドラ、ハッピーグリン、フィールドシャルム、マイネルサージュ、マルターズアポジー

の7頭が父非SS系の馬です。

 

過去5年の馬券内15頭中13頭は父か母父がSS系の馬で、

やはりここは重要でしょうか。

ただ、目立つのは母父SS系の馬で、6頭がそうです。

遡れば、

2013年も2,3着が母父SS。

2012年も2,3着が母父SS。

今年は、

ディアドラ、ハッピーグリン、フィールドシャルム、マイネルサージュ

の4頭が母父SS系の馬です。

 

ND系の馬も良さそうで、8頭が父か母父がND系。

そのなかでは、8頭中7頭がSS系との掛け合わせです。

今年は、

ディアドラ、トルークマコト、ハッピーグリン、マイネルサージュ

の4頭がそうです。

 

細かく見てみると、

ヌレイエフの血を持っている馬が8頭で半分強。

ここは少し気にしてみたいでしょうか。

今年は、

シベリアンスパーブ、ステルヴィオ、ディアドラ

の3頭がヌレイエフの血を持っています。

 

そしてサドラーズウェルズも気になります。

このレースで3回馬券になったロゴタイプは父サドラーズウェルズ系の馬です。

遡ってみても、

13番人気で馬券になったトーセンクラウンや

12番人気で馬券になったテイエムアンコールなどが

父サドラーズウェルズ系の馬でした。

今年は、

ハッピーグリンが父サドラーズウェルズ系

トルークマコトが母父サドラーズウェルズ系

です。

 

このあたりをまとめると、

ND×SSでヌレイエフの血を持つディアドラ

サドラーズウェルズ系×SS系のハッピーグリン

この2頭を血統面からはピックアップしてみたいと思います!